アメリカ鉄道巡りA

マナサス鉄道フェスティバル
Manassas Railway Festival
 

 

 


場所:バージニア州マナサス

アクセス:アーリントンからは車で40分程度

 

 

5月に入って「ワシントン・ポスト」のウィークエンド版にイベントの大きな広告が出ていたので樹生を連れて行ってみることにした。私達の鉄道巡りのネタ本「Guide to Tourist Railroads and Museums」によると、バージニア鉄道特急(VRE)の駅の1つであるマナサス駅の構内で開催されるこのイベントは、鉄道絡みでは年1回とのこと。駅近辺は南北戦争当時の南軍の拠点の1つであった名残を留める特徴ある町並みで、当時の史料を展示している「マナサス博物館」も近くにあるが、トレインライドを始めとして、バージニア州北部の鉄道模型マニアが一同に会して、いくつかのテントにわかれて鉄道模型を走らせるイベントは6月最初の土曜日にしか開催されていないのだ。

トレインライドは、なんのことはないVREが普段ワシントンへの通勤客用に走らせている大型のディーゼル列車に観光客を乗せて、ワシントン方面に15分程度走って、それから折り返すだけのコース。マナサスの次の駅であるフェアファックスまではとても行かない。景色も所々森の中を抜けるが基本的には両サイドとも宅地造成地なので、うちの近所とさして変わらない風景が展開する。勿論、二階建ての客車はなかなか快適だ。

 

驚いたのは観光客の多さだ。トレインライドはこの類のお祭りでは最大の目玉イベントであるため、1時間毎に数回運行されたトレインライドはどれも満席だったようだ。当然ながら子連れのグループがすごく多い。

 

マナサス観光協会のウェブサイトはこちら